副業初心者のフルタイム看護師がライターとして2万円稼いだ実録レポ

副業

こんにちは。藤目と申します。

総合病院にてフルタイムで現役オペナースとして働きながら、副業としてブログとライティングを行っています。
まだまだ初心者で、2022年2月で副業歴3ヵ月目、ブログもライティングも手探り状態です。

そんな私ですが、3ヵ月でライターとして5桁の収益を上げることができました。
今回の記事では、

  • 私と同じような、副業初心者の方
  • ライティングに興味のある方
  • ライティングを始めてみたけど、どんな案件を受注したらよいかわからない方

こんな方々へ向けて、私が副業を始めてから実際に5桁の収益を上げるまでの過程と、
案件を得るためのコツや注意点について、お話していきたいと思います。

副業歴3ヵ月目、ライティングでの収益状況

2021年11月末にライティングを始めた私の収益状況は、
2022年2月末現在で、合計20,515円です。

ブログも同時期に始め、2022年1月初旬にGoogleAdsenseに合格しましたが、
こちらでの収益は2,333円であり、ライティングに大きく引けをとっています。

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ライティングとブログを比較してメリット・デメリットについて解説する記事も、順次公開予定です。
もうしばしお待ちください。

副業としての「ライティング」とは?

ライティングって何?

まず、ライティングとは如何なるものなのかについて解説していきます。

ライティングとは、簡単に言えば「文章を書くお仕事」です。
ライティングを仕事とする「ライター」さんといえば、出版社に勤めて雑誌などの記事を書く人、というイメージがあるかもしれません。
実際かつてのライターの仕事は新聞や雑誌、フリーペーパーなどの紙媒体が主流であり、ライターとして活動するには知識や技術が必要であるとされ、仕事を得るには経験や実績も重視されていました。

しかし現代ではWeb媒体の仕事が増えており、それに伴ってライターの需要も高まっています。
企業サイトやブログの記事を管理者に代わって代筆するような形で、初心者でもライターとして仕事ができるのです。

恐れ多いですがライティングの案件を受注できている限り私もライターと名乗っていい…はず?

ライティングとは「文章を書くお仕事」であると述べましたが、好きな文章を好きなように書けばいいわけではありません。
ライティングの仕事を発注している企業や管理者・編集者など、クライアントの依頼に沿って記事を執筆します。

発注される依頼は、「これについて書いてほしい」というテーマが決まっていたり、「こういう流れで書いてほしい」という構成が決まっていたりと、特徴はクライアントによって様々です。

ライターとして記事を執筆するには、正確な日本語を用いることができる能力はもちろん、
クライアントがこの記事で伝えたいことは何なのかという意図を汲み取って、それを文章に反映させる日本語作成能力が求められます。

副業としてライティングを行うことは可能?

ライティングはパソコンさえあれば、自宅や出先でいつでもどこでも執筆が可能なため、副業として人気の高い仕事です。
受注する仕事の数を調整すれば、私のように本業でフルタイムで働いていても無理なく副業として収益を得ることができます。

ライティングの報酬は、「文字単価」で表されることが多いです。
「1文字1円」で、3000文字の記事なら3000円、
「1文字1.5円」で、3000文字の記事なら4500円です。

なるべく文字単価が高く、文字数の多い案件をこなしていけば、副業として自分の目指す収益を得ることは十分可能です。

ライティングの仕事を見つけるなら、クラウドワークスを利用しよう

ここまでライティングの仕事の概要についてお伝えしました。
ここからはライターとして仕事を得るにはどうすればよいかについて解説します。

企業やWebメディアに何の伝手もない副業初心者の私が、なぜライティングの案件を受注できるかというと、「クラウドワークス」に登録しているからです。

クラウドワークスとは、個人・法人問わず、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるお仕事マッチングサイトです。
報酬を事前にクライアントからお預かりし、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているので、安心してお仕事することができます。

クラウドワークス公式HPより

ライティングに限らず、クライアントが発注した様々なお仕事が掲載されているクラウドソーシングシステムです。
私たちのような、お仕事を得て働きたいクラウドワーカーが、発注されているお仕事の中から自分に出来そうなものを選んで応募します。
クライアントとワーカーが、納期や報酬などお互いの条件に合意できれば、クライアントから先に報酬の仮払いが行われて、お仕事開始です。
以降、お仕事中の連絡はクラウドワークス内のチャットが使用できます。
仕事を終えて得た報酬を引き出すタイミングや、キャリーオーバーするかなど、自分で決めることもできますよ。

クラウドワークスの他にも、ライティング案件を得る方法はある?

クラウドワークスの他にも、クラウドソーシングサービスは存在します。
ランサーズも、クライアント数や発注案件数が多く、ライティング案件を探しやすいサービスのひとつです。

私はクラウドワークスしか使っていません。
HPの仕様やシステムがそれぞれ異なるので、どっちを使うかは好みもあるかなあと思います。
どっちも使いこなせれば、探せる案件も多くて良いですよね…!

クラウドソーシングサービスには、システムを利用させてもらう代わりに報酬から手数料を引かれるというデメリットがあります。
そのため、TwitterなどSNSを通じてライティング案件を募集したり、気になるメディアに直接問い合わせてライティング案件を得たりしている人もいるようですが、この方法はライターとしての実績があり、ポートフォリオなどを提示できる玄人向けかと思います。

ライターとして副業を始めてみたいという初心者さんは、まずクラウドワークスに登録してみることをお勧めします。

副業初心者の現役看護師がライターとして2万円稼ぐまで

クラウドワークスで最初のライティング案件を受注する

ここからは、私が副業を始めて2万円を稼ぐまでの過程についてお話していきます。

私とクラウドワークスとの出会いに関しては、こちらの記事で詳しくお話しています。
クラウドワークスで文字単価が極端に低いライティング案件に出会ったからこそ、ブログを始めた私でしたが、
その後も副業としての収益欲しさに、細々とライティング案件に応募を続けていました。

そんな中、ある医療系メディア企業から採用の連絡をいただき、
文字単価1円で2000文字、2000円のライティング案件を得ることができました。

この企業さんの対応や、扱っている案件との相性が良かったと感じ、
1件目の仕事を終えたのちに、今後も一緒にお仕事させてもらいたい旨をチャットで伝えていました。

これが、副業を始めてすぐの2021年12月初旬です。
企業さんからはその後返信がなく、「記事の出来がダメだったかなあ…」とかなり凹みましたね。

次項で後述しますが、私はこの時ライティング経験がない初心者であるため、立派なメディアの案件を受注するのに相当気が引けて、プロフィールに「ライティング初心者です」と書いていました。
初心者でも、こんなこと書かなくて大丈夫ですし、書かない方が良いです。
そもそもクラウドワークスのプロフィールには、自分が過去に受注した仕事や完了したプログラムが表示されるので、書かなくてもバレてはしまうのですが…。

はじめに案件を発注してくれた企業が、初心者丸出しの私を採用してくれたのが今でも不思議です…。

他にもライティング案件を受注するために、とにかく応募

ライティングでは、案件を終えるとすぐにお金が入るメリットを感じた私は、
ブログ運営の傍らクラウドワークスでライティング案件に応募をかけまくります。

1ヵ月のうち15件ほど応募しましたが、そのうちのほとんどが返信すらなく採用に至らず。
1件はテストライティングまで至りましたが、納品後5分も経たず返信が来て不採用と告げられたこともありました。

ここでようやく、初心者丸出しのプロフィールがよくないのではないか?と気付き、「ライティング初心者です」の一文をプロフィールから削除します。
自分の看護師としての経歴や、ライティング対応可能な分野も加えて書きました。
その頃には本ブログのコンテンツも増やすことができていたため、ブログURLをプロフィールに貼り付け、自分がどのような文章を書くのかをクライアントに見てもらえるようにもしました。

継続案件を2件得る

プロフィールを修正してからは、テストライティングに進んでくれるクライアントが増えました。

複数のクライアントとやりとりをする中で、テストライティングをとても熱心に添削してくださる医療転職サイトさんに出会います。
初めてのGoogleDocumentの扱いに四苦八苦し、何往復にもわたって添削してもらうなどご迷惑をお掛けしましたが、なんと継続の契約をしていただけることに。

同時期、最初にライティング案件をいただいた医療系メディア企業からも、継続でライティング案件を頂けるご連絡がありました。

こういった流れで、現在私が継続契約しているのは2社です。

収益内訳、今後の見通し

受注した案件、2万円の収益の内訳は以下の通りです。

医療系メディア転職サイト  その他    合計     
11,650(6件)8,366(2件)49920,515

これまでは案件を得るまでに時間がかかっていましたが、
継続契約を得た今、週に2記事分ほどの依頼を頂くことができているため、
今後は月に2万円程度の収入は上げられるのではないかと考えています。

ライティングでは、記事執筆を頑張った分だけ、すぐに収益を得ることができます。
すぐに月1・2万程度収入を増やしたい方にとってはおすすめの副業です。

しかし、納期や細かいマニュアルに神経を使うことも事実です。
私としても、ブログ運営を疎かにしつつあり、ライティング案件を受注し続けることにはデメリットもあります。

クラウドワークスでライターとして収益を上げたい!コツは?

ここからは、私が3ヵ月間クラウドワークスを使ってみて実感した、ライターとして収益を上げるためのコツについてご紹介します。

まずは最初の案件を得るところから。プロフィールを充実させよう

難しいのは、最初の案件を得ることです。
応募に目を留めてもらうことができないと、契約に繋がりません。
まずはクライアントに自分を売り込めるようなプロフィールを作成することが重要です。

看護師ライターとして、医療系のライティング案件を受注したいのであれば、自分の看護師としての経歴、得意とする診療科や看護分野について書くと良いでしょう。
看護以外にも、自分の興味のあることや、ライティングできそうなことがあればそれをアピールしてもOKです。

私のプロフィールは以下のように記載しています。
参考にしていただけると幸いです!

クラウドワークス藤目プロフィール

プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
看護師5年目、藤目と申します。

4年制大学看護学科卒業後、看護師と保健師の資格を取得しました。
現在は総合病院で看護師として勤務しています。
循環器内科を経験したのち、現在は手術室で周手術看護に従事しています。
内科・外科と、幅広く経験させて頂いております。

プライベートにおいては、サウナ、ダイエット、美容が趣味です。

自身で看護ジャンルのブログを運営しています。
WordPressの基本的な操作が可能です。
ライティングのお仕事を中心に受注したいと考えています。
本業は平日5連勤、ほぼ残業無しなので柔軟に対応できます。
迅速なご返信、ご対応を心がけております。
よろしくお願い致します。

また、ブログを運営している方は、プロフィールに自分のブログURLを記載しポートフォリオとしてクライアントに見てもらうのも良いでしょう。
SNS運用に自信がある方は、Twitterとも連携することができますよ。

自分の得意な分野のライティング案件に応募しよう

これはライティングを嫌いにならないコツでもありますが、
元々知識がある、得意な分野の案件を選んで応募することが、収益を上げるコツだと思います。

全く知らない分野に関する記事でも、リサーチ能力を駆使しあらゆる媒体から情報収集を行って執筆を行うライターさんもいらっしゃいますが、
私のような初心者では、それはあまりにも難しかったです。

建築やマーケティング、仮想通貨に関する記事は文字単価も高いですが、全く予備知識がなく一からリサーチを始めて記事を書かなければならないとしたら、それはコスパが悪いですよね。

私はいつも「医療 ライティング」や「看護 ライティング」で検索してヒットした案件に応募するようにしています。

一度一緒にお仕事させてもらったクライアントさんは、継続案件に繋げよう

依頼を頂き、その記事に良い評価をしてもらえたら、継続案件に繋げられるようにしましょう。
元々継続契約が前提となっている案件や、クライアント側から継続契約の提案をしてもらえる場合もありますが、
そうでない場合、1件仕事を終えた後に、「引き続き一緒にお仕事させていただきたい」という旨をメッセージで伝えると良いです。

クライアントや、発注された案件と自分との相性もあります。
このクライアントとまだ一緒に仕事がしたい!継続契約したい!という場合には、逃さないように、こちらの熱意を伝えましょう!

文面だけのやりとりだからこそ、丁寧さに注意しよう

仕事をする上での、社会人としての当たり前のマナーに気を付けましょう。

先方の顔が見えない、ネット上の関係ですが、クラウドワークス上でのやりとりはれっきとしたお仕事です。
社会人として適切な日本語・敬語を用いた、丁寧なメッセージのやりとりが必要です。

これがちゃんとできることは大前提ではありますが、
丁寧なやりとりはクライアントさんから信頼してもらえること、継続契約をいただけることにもつながっていきますよ!

まとめ

この記事では副業初心者さんに向けて、ライティングについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私もまだまだ手探り状態ですが、同じように副業やライティングへの取り組みかたで迷っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

次の記事では、ライティングのメリット・デメリットについてもお話ししようと思います。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!

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