オペ室での勤務にも慣れて、毎日に余裕が出てきたなあ。
定時で帰れることも多くて、なんとなく時間を持て余してる…
せっかくのアフターファイブと土日休み、有意義に使いたいですよね!
看護師の皆さま、プライベートは充実していますか?
この記事に辿り着いてくださった方は、副業に興味のある看護師さんなのかなと思います。
私もずっと興味があったのですが、最近やっと重い腰を上げて行動し始めました。
この記事では、現役オペナースの私が、副業をしようと思い立ちブログを始めたきっかけや経緯について、看護師なら誰もが見たことのあるあのモデルを用いてお話していこうと思います。
これから副業を始めようかな、何をすればいいのかな、そもそもフルタイムで働きながら副業するなんて可能なのかな?なんてお思いの看護師さんの、少しでも参考になれば嬉しいです。
現在、自分がどの段階にいるのか意識してみる
誰もが見たことのあるアレとは…
そう、お馴染みの行動変容ステージモデルです。
副業についてなんとなく興味のある方、自分は今どの段階にいるかな?と考えてみてください。
振り返ってみると、自分もこんなステージに沿って行動してきたなあ…と思えて面白いです。
私は、病棟勤務時代は副業をやってみたいと考えたことはなく、ずっと無関心期でした。
副業をする動機も必要性も無かったんですね。
関心期:病棟からオペ室に異動したことによる、プライベートへの影響
生活リズムが変わった
下記記事にて、オペ室に異動してからの体調変化についてお話しました。
不調が続いていた時期には、さすがに仕事のことだけで精一杯でしたが、異動して半年ほどすると、段々仕事にも慣れてきました。
夜勤のない平日5連勤、リズムを掴んでしまえばこっちのものです。
私の働いているオペ室では、よほど急患がたくさん入らない限りは、ほぼ定時で帰れることが多く、5日間アフターファイブがガラ空きになります。
病棟勤務時代は、夜勤入りや明けではガッツリ寝て、
平日休みに買い物に行ったり飲みに行ったりしていましたが、
このご時世であまり頻繁に出かけたり飲みに行けたりもできなくなっていました。
特に趣味のなかった私は平日退勤後や休日に暇を持て余すようになります。
趣味はサウナくらいしか無いし…ずっとサウナ入ってるわけにはいかないしなあ
病棟同期にオペ室の話をわかってもらえない
これはオペナースに大いに共感してもらえると思うのですが、
病棟ナースに話を分かってもらえないことが多いです。
診療科は異なれど、入院している患者さんの身の回りのケアや処置の介助をする病棟では、話を聞けば状況をそれぞれ想像できますが、オペ室は病棟とは何もかもが全く異なる特殊な環境です。
消化器外科のあの先生、いつもメーヨに攝子返してくれなくて困るのよね、
整形外科のあの先生に、今日も清潔野に気をつけろって怒られたわ、などとお話ししても、
オペ室経験がない人には全く共感してもらえません…。
同僚と愚痴を言い合ったり、悲しかったことを慰め合ったりするのは、ストレスを発散するにおいてとても大切ですが、そういう機会がどうしても少なくなってしまいます。
オペ室の話にも興味を持ってほしいな、聞いてほしいなという気持ちがありますが、分からないことを話してもなぁ…と寂しい思いをすることが増えました。
給料が減った
病棟からオペ室へ行くと、給料がガクッと下がります。
緊急オペにつけるようになるまでの1~2年ほどは、夜勤がないためです。
病棟勤務時代は月に5、6回夜勤してその分夜勤手当がついていましたが、それが全く無くなります。
週5日働いて、体感的には病院にいる時間は病棟よりずっと長いのに、給料は減ってしまうのです。
私の場合は、オペ室での給料は病棟勤務時代よりマイナス2~4万円、給料はほぼ基本給くらいになってしまいました。
月で見てみれば多少の減給でも、半年単位でみると10万円以上差額が出ます。
生活が困窮して苦しい、というほどでは決してないですが、必要費や貯金に回すと、自分にご褒美を買ってあげられるくらいの余裕はほとんど残らないという状況になってきました。
何だかんだ言っても、お給料は一番のモチベーションですから…
何となく、副業に対して興味がわいてくる
暇・ストレス発散したい・お金がないという動機が三拍子そろった私は、この頃からSNSで何となく、「副業」「副収入」といったワードが目に留まるようになります。
ワードが目に留まるようになる→そのサイトに飛ぶ→自分でも副業について検索するようになる
といった流れで、ぼんやりと、「何かやるか」といった気持ちになってきました。
この時点では副業に関する詳しい知識や方法論はまだ何もありませんでしたが、
時間とエネルギーを持て余している今の自分なら何かやれるかも、といった感覚がありました。
準備期:副業を始めることを決意する
お世話になっている医師に言われたことを思い出す
学生時代からお世話になっている先生がいるのですが、先生にはよく仕事のことについて相談をしていました。
病棟からオペ室へ異動になったことを報告した時、
「オペ室は定時で帰れることも多いだろうから、時間的に余裕があるんなら副業とか始めてみればいいんじゃない?」
と声をかけてもらいました。
このことはしばらく忘れていたのですが、
自分に余裕が出てきて、興味を持てるようになってきたということは、今がその時期か!と思えて、
一気に「やるなら今だ~~!」とやる気が出てきました。
この言葉がずっと頭の中にあったから、副業についてもいつの間にか興味を持つようになっていたんだと思います。
本屋に立ち寄る
しかしこの時点でまだ副業とは具体的に何をすればいいのかわからない私は、本屋で副業の棚を覗きに行きました。
そこで目に留まったのが、土谷愛さんのこちらの書籍でした。
買う前にAmazonでレビューを読んでみたのですが評価がとても高く、内容が気になったので購入してみました。
副業のノウハウだけでなく、「自分の強みを活かす」ということについてたくさん解説されており、付録のワークシートで自己分析を行うことができます。
この本に紹介されている方法で自己分析を行い、
自分には「看護師として病棟とオペ室を経験している」という強みがあることに気付き、
これで何かできないかな?という風に考えるようになりました。
副業として何をすればいいのかな~とぼんやりと思っている人や、自分の強みを見つけたい、と考えている人にもぜひ読んでほしいです!
ここまでが準備期
私が副業に興味を持ち始め、自分の「看護師として病棟とオペ室を経験している」という強みを活かして副業をやってみよう!と決意した経緯までをお話してきました。
私はひょんなことや身近な人の言葉で副業を始めるきっかけを得ました。
副業について検索し、この記事に辿り着いて来てくださった方は、副業やブログ運営に関してもしかしたら既に関心期や準備期にいらっしゃるのかもしれません。
私は始めたばかりですが、しっかりと調べて計画を立ててやっていけば、ブログの収益化は夢ではないのかもしれないなあ、と感じています。ぜひ一緒に頑張りましょう~!
次の記事では実行期についてお話ししています。
こちらもあわせてご覧ください!
それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!